NHK朝ドラ「あさが来た」| 怒涛の人生、九転十起の精神

朝ドラ大好き

こんにちは。

私は最近朝ドラが大好きです。中には、「ちょっと・・・」と思うような作品もありますが、朝から元気になれる作品がいっぱいで楽しんで見ています。

最近、すごく好きだったのは、「カーネーション」でした。
すごく激しいヒロインだったのですが、引き込まれました。自分で事業を興して、それ一筋で生きていく様に感銘を受けたのです。

今季始まったのは、「あさが来た」です。

広岡浅子さんという女性実業家の生涯を描いた作品となるようです。

まだ始まったばかりなのですが、かなりおもしろそうです。

どうしても朝ドラは、万人受けしやすい描き方をしてしまいますので、この人のことをもっとよく知りたいと思い、原作本である「土佐堀川 広岡朝子の生涯」を読んでみました。

広岡浅子は明治維新の時代のパイオニア

読んでみて、朝ドラの印象とはだいぶ違うな~という感想です。

一言でいうならば浅子さんは「豪胆」です。

女も惚れる女ですね。

名門、三井家に生まれ、何不自由なく育ったお嬢様であるはずなのに、嫁いだ先の加島屋で、自らの手腕を振い、大活躍します。けれど、あまりいいことばかりではないのです。明治維新の混乱で、加島屋が傾きかけているのを何とか立て直そうと必死になるのです。

これから朝ドラを見る方もいると思うので、あまり詳しくは書きません。

炭鉱の経営、銀行の創業、紡績会社、日本女子大の創立、大同生命の立ち上げと、実にいろいろなことに挑戦しています。

彼女は、七転び八起にちなんで、「九転十起」という言葉を信条として生きていきます。

どんなに失敗して、立場が悪くなったとしても、そこからが始まりなのだといい、難局をどんどん切り抜けて行くのです。

明治時代にこんな女性がいるとは、まったく知りませんでした。

女性の「今」につながる道を作ってくれた

広岡浅子さんの素晴らしいところは、単に実業家として優れているところにとどまりません。
事業が成功して、ある程度の地位を築いてからは、自分に続く女性の育成という観点から社会活動に乗り出しているのです。

日本女子大学の設立には、発起人となり、現実的な資金集めに奔走しました。
いまでこそ、女性が教育を受けることは当たり前ですが、当時は女性は教育は必要ないという時代でした。
ましてや、大学などという高等教育は世間から簡単に受け入れられません。
資金集めも当然に難航を極めました。

そこも不屈の精神で、集めきってしまうのです。
そして、実家である三井家の持ち物であった東京の目白の土地も大学に寄贈してもらうのです。

また、自分が事業の第一線を退いてからは、ご自分が所有する別荘で、若くて優秀な女性を集めての勉強会を頻繁に開催します。
そこでは自分の経験を惜しげもなく披露し、机上の勉強だけでは得られない知識を自分の後に続く女性たちに与えていくのです。

その活動は、その後の女性解放運動や婦人参政権の獲得につながっていくことになります。

自由に生きれるはずの今

現代は教育も受けられて、なんでもやりたいことができるようになりました。
けれど、やはり昔とは変わってない部分もあります。

政治家の中には「女性は産む機械」のようなことを平然と言ってのける人もいます。

「女性が輝く社会」と言われても、どこか嘘くさい響きがあります。

なんとなく自分は損をしている、何かの犠牲になっていると思っている人もいるかもしれません。

けれど、結局のところ、誰かに何かを言われて動くのではなく、自分が変わろうとしないといけないのだと思います。

環境が悪い、条件が悪いいうて不満いうたかて、人間大きゅうはならん。自分を深めるためには、悪い条件の中でうんと苦労することや

晩年、広岡浅子さんはこう言いました。

自らもうんと苦労して、人生を切り開いた浅子さん。
今の時代で、私たちも負けずに頑張りたいですね。

ではまた。

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