「いま君に伝えたいお金の話」|お金の教育の大事さ

有名な村上ファンドの村上さん

こんにちは。

Amazonで見つけた本。

「いま君に伝えたいお金の話」
投資家 村上義彰著

あの有名な村上ファンドの村上さんの本です。

昔、テレビのニュースなどでよく村上さんを見かけていました。
私は世間で言われているような悪い印象は抱いていませんでした。

むしろ「出る杭が打たれてしまったのだな。」と思っていました。

2006年にあの事件(あえて書きませんが)があってから、12年。
村上さんはどうなっているのか気になっていました。

その村上さんの本。
しかも子供に伝えるお金の本。

これは読むしかないでしょう、と思い手に取りました。

お金の専門家としての使命感

とても素晴らしい本だと思いました。

村上さん自身も素晴らしい方だと思います。

世間で言われているような人ではないな~という確信を抱きました。

自分が一番得意なことを隠すことをせずに、子供に伝えようという純粋な気持ちが伝わります(自分の社会的使命はこれだと思っているのでしょう)。

村上さんというと、子供の頃に親に生涯分のおこづかいを渡されて、それを株式運用して増やした、そんな逸話が有名です。
子供の頃といっても中学生くらいかと思っていましたが、なんと10歳の頃だそうです。10歳というと小学校4年生ですよね。うちの子供と大して変わらない歳の頃です。
当時は株式投資といっても、今ほど一般人が手を出せるものではなかったでしょうし、すごいことです。村上さんの親はすごい人です。

私たちは子供の頃から、「お金は汚い物」「子供がお金の話なんてするんじゃありません」みたいな価値観を植え付けられて育ってきています。なんとなく日本社会ってそういうところです。

武士は食わねど高楊枝みたいな。。。とにかくお金の話は高尚なことではないのです。

けれど、普通に考えればお金はすごく大事なことなのです。
お金は人間の体でいうと、血液のようなものです。

お金というものに全く親しまず、むしろ歪んだ価値観を持って大人になってしまうと、お金とどう向き合っていいのかわからなくなります。
そういう根本的なことを変えようとしている本なのだな~と感じました。

本の中で何度も出てくるフレーズ。

「稼いで貯めて、回して増やす。そしてまた回す。」

回すというのは、自分の幸せのためにお金を使ったり、増やすために投資したりして、自分の手元から一旦放すこと。そういうお金のサイクルをうまく作って、お金をどんどん増やす。

お金を増やして贅沢をしようというのではありません。自分がしたことを我慢せずに、いざというときに使うのです。幸せになるために使うのです。
「幸せ」は自分の幸せだけではなく、余裕が出てきたら「他人」や「社会」の幸せのためにも使う。

自分のために使うだけでなく、社会に還元する話にまで及んでいるところも、また素晴らしいです(社会への還元は欧米では普通のことらしいですが、日本ではまだまだ一般的ではないです)。

うちの子供が読むにはまだ難しいだろうけれど、いつか必ず読ませたい本です。

お金の教育の大切さ

自分が専門家として租税教室などの活動に参加するのも、お金の教育というものに携わりたいからです。
租税教室は、税金の知識もない子供たちに少しでも税金に親しんで理解してもらおうという授業です(税金のことがわからずに社会に出るのはダメですから)。

ただ、税金の話をする前に、根本的なお金の教育というものが、まず必要だと思うんですよね。

そういうテーマの授業なんかもやってみたいですが、そういうのって授業で一度やっただけではなかなか身につかないものです。
単純な知識というわけではなく、価値観などを含むものだからです。

だから家庭でのお金の教育はすごく大事になってきます。

私は自分の子供には、積極的にお金の話をするようにしています。
絶対に子供だから知らなくていいとは言いません。
たとえば株式投資の話とか、教育資金の話だとか、サラリーマンと自営業の違いとか。借金の話や銀行の話・・・・。
どれくらいわかってくれているは不明ですが、少しずつは理解できているはずです。

しっかりとお金の教育を子供の頃からされてきた子供とそうでない子供。

社会に出たとき、スタートラインが違ってくるはずなのです。

私たち親も勉強しないとな~って気持ちになりますよね。

ではまた。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする