刺激を受ける本
こんにちは。
しばらく忙しく過ごしてきましたが、そういうときこそ本を読みたくなるもの。
そうはいっても、ゆっくり小説を読んでいるような気分ではなく、自分を刺激するような本を読みたくなるのです。
そんなときに手にとったのが、
落合陽一氏の「これからの世界をつくる仲間たちへ」
という本です。
自分が本を探すときはamazonを使って探すのですが、なんとなく興味のあるテーマを検索しているうちにたどり着いた本です。
最近テレビなどによく出ている方のようですが、自分はテレビはあまり見ないので、まったく存じ上げませんでした。
写真を見て、ずいぶん若い方なんだな~という印象です。
amazonでのレビューがよかったので、読んでみることにしました。
読んでビックリしました。こんなすごい人がいるのだと。衝撃でした。
新しい意見に耳を傾ける
著者の落合陽一さんは、1987年生まれ。現在、30歳でしょうか?
自分が30歳の頃を思うと、恥ずかしくなる限りです。
どうしてこんなに若いのに、これほどまでに世の中を鋭く見ているのでしょう?
そして若いからこそなのかもしれませんが、その意見は時折尖っていて、その尖り具合が本当に好ましく感じます(完全におばちゃん目線です)。
こういう人が時代を引っ張っていくのでしょうね。
自分は40代で、あくまでもアナログ世代です。
いくらインターネットを使いこなしていると自負していても、インターネットを仕掛けている側の人間には敵いません。
そういう自分だからこそ、こういう若くて時代の流れを読める若者の意見に耳を傾けることは大切なのだと思います。
これからの時代はAIに仕事を奪われることになるとしきりに言われています。
そんな日が来ることにただ怯えるのではなく、実際にどんなことが起きるのか、どうしていけばいいのかを知りたいと思っています。そのヒントがこの本には書かれているように感じます。
著者は若くて尖っていて、もしかすると世の中の一部の人からは嫌われてしまうかもしれませんね。きっと本人はそんなことは気にも留めずに進んでいくことでしょう。
この才能を誰にも潰してほしくないな~と本気で思います。
教育論としても読むことができる
「これからの世界をつくる仲間たちへ」というタイトルから、若者に読んでほしい本なのだろうな~と思っていました。
ただ、母親として子供をどうやって教育していけばいいかという教育論として読み解くこともできます。
今の教育はグローバル化した世の中を生きるために英語の勉強が必要だとか、プログラミング教育が必要だとか、何かと忙しいです。
子供が本当に将来やりたいことをやるために、そして、世の中で必要とされる人間になるために今何が必要なのかということは何なのか。そういうヒントが得られます。
子供の教育に何が一番大事なのかということは、それぞれの親が考えることなので、答えはひとつではないかと思います。
落合さんが言っていることだけが正しいことではないかとは思いますが、親として学ぶことは沢山ありました。
ぜひ他の著書も読んでみたいです。
ではまた。