エステティックサロン | コース販売の売上計上時期

お客様にキレイになってもらうことが使命

こんにちは。

今日はエステティックサロンを経営されている方向けの記事です。

エステティックサロンは大手のところから個人で経営しているところまでいろいろです。

大手だからいいとは限らず、エステティシャンの経験や腕に拠るところが大きいので、個人店でも充分に戦える分野かと思います。

私も独身の頃は、エステティシャンの方が一人で経営しているエステに通っていました。
(むしろ大手は苦手です。)

いつでも同じ方が担当してくれて、自分のことも良くわかってくれている安心感。
沢山お客さんがいるわけではないので、落ち着く雰囲気で施術を受けられる。
しかも上手なエステティシャン。
そんなところが結構気に入っていました。

エステティシャンの方は、それぞれに想いがあってサロンを経営しています。
その根本にあるのは、もちろんお客様がキレイになって喜んでもらいたいという想いだと思います。

そして、そのためにはできれば続けてサロンに通って来てほしいと思うことでしょう。
それゆえに、エステサロンはコース販売というものを行います。
コース販売とは、ある一定の施術を何回か続けて受けられるプランになっているというものです。
コース販売の場合には、定期的に通ってくださるお客様に対して割引を適用しやすいですし、経営面でも安定性が出てくるといった側面もありますので、エステサロンにとってもお客様にとってもメリットがあるものと言えます。

売上計上の時期は?

例えば、10回のエステコースを販売しました。
総額は10万円です。
お客様が一括で支払うことは厳しいので、今月から5回に分けて毎月支払ってくれます(一回2万円)。

この時の会計処理を見てみましょう。

この場合、10万円のコースを契約した時点で売上を計上してはいけません。
また、お客様から入金があった時点で売上を計上するというのもいけません。

基本的に売上計上するのは、「サービスの提供を行ったとき」です。

つまり、10回のコースであれば、契約の総額10万円を10で割った金額について、1回ごとの施術を行った日に売上計上していくのが基本です。

そして、お金の回収については、売上の計上とは別途会計処理をする必要があります。

複式簿記の仕訳

売上計上の会計処理

<今月>

契約時点(1回目の施術日と同じかもしれません)

(借)売掛金 100,000円 (貸)前受金 100,000円

1回目の施術日

(借)前受金 10,000円  (貸)売上 10,000円
(100,000円÷10回=10,000円)

<それ以後の月>

サービスの提供をした日

(借)前受金 10,000円 (貸)売上 10,000円

まず、前受金という勘定で計上しておき、サービスの提供ごとに売上という勘定に振り替えていきます。

代金回収の会計処理

<今月>

(借)現金預金 20,000円 (貸)売掛金 20,000円

(100,000円÷5回=20,000円)

<次月以降>

(借)現金預金 20,000円 (貸)売掛金 20,000円

管理が必要になってくる点に注意

上記のようにコース販売を始めると、処理が複雑になってきます。
それをきちんと管理することが必要になってきます。

誰に対していつ何のコースを販売したか。
それの消化はどこまで進んでいるか。いつサービスを提供したのか。

また、分割で代金を回収することになると、きちんとお客様から入金がされているかということを管理しておく必要もあります。

こういうことが曖昧だと、経営がうまくいかなくなってきます。

Excelなどで簡単な管理をするだけでいいので、面倒がらずにやっておくといいでしょう。

エステの施術券を販売する場合

ちょこっと注意ですが、施術券(回数券)を販売する場合は、販売した時点で売上計上することになっています。

コース販売とは何が違うのか難しいところですが、コース販売の場合は、途中解約などがきく場合が多いので、サービス提供が完了した時点で売上計上するということでしょうか。

これらは税法上そのような決まりになっているようなので、気を付けたいところです。

ではまた。

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