コンプレックスを克服して強みに変える

人前で話すことへの抵抗感

こんにちは。

先日、とある法人で従業員向けの複式簿記の講義をしました。

まったく複式簿記をやったことのない人もいたりしましたので、本当に基礎的なことを中心にお話しするようにしました。そして、その法人の業務に関係のある部分だけお話しするようにもしました。

もちろん、全部わかっていただくのは難しいとはわかっていますが、自分なりに役割を果たすことができたので、ホッとしています。

私は子供の頃から、人前で話すのが異常に苦手でした。

小学生の頃から苦手だったのですが、思春期に入るとさらにひどくなり、高校生の頃など、英語の授業で、発表が自分にまわってきそうになるとお腹が痛くなるほどでした。
予習してある英文の訳を読み上げるだけなので、どうってことはないはずですが、それでもだめだったのです。

大学の頃も、ゼミで発表の機会などがありました。ゼミ生という心を許せる仲間の前で発表するときでさえも、緊張し冷や汗が出てきてしまいますし、原稿を棒読みするだけで精一杯でした。

自分なりに克服する努力

公認会計士として監査法人で働くようになったときは、ペイペイだったこともあり、まだ人前で話すという機会はそれほどありませんでした。もちろん、クライアントの人の前でお話しするような機会はありましたので、それなりに緊張する場面はあったのですが、なんとか乗り切れていました。

監査法人を辞め、自分で独立しようと思ったとき、ハタと考えました。

仕事の幅を広げるためには、人前で話すことが苦手ではいけない。
専門家というのは、意外に人前で話すことが求められますし、自分も人に伝えたいと思うことはあるのです。ブログなどを書くことも一つの手段ではありますが、やはり口頭で伝えるという意味もあるはずです。

そこで、話し方教室に通うことにし、同じように人前で話すことが苦手(であろう)人たちと一緒に練習をしました。
最初はとても緊張しましたが、やらなければならないという気持ちがありましたし、先生がうまく乗せてくれるので、だんだんと不安はなくなりました。

ただ、練習として同じ境遇の人の前で話すことと、職業人として人前で話すことではレベルが違います。

結局のところ、習うより慣れろということなのです。

自分なりに場数を踏むようにしてきました。

青色申告会の簿記の講師(2時間の授業を計6回)。
小学校向けの租税教室の授業(かれこれ5年くらいやっています)。
子供が通う小学校での本の読み聞かせボランティア。
卒園式での保護者代表スピーチ。

とにかく逃げないように頑張ってきました。
本当に苦手なことなので、かなり自分を鞭打ってきたのです。できる人からすると、大したことはないでしょうが。

いつでも始めはとても緊張します。
でも、だんだんと大丈夫になってきました。
どこかの時点で変わってきたように思います。自分にとっての場数が足りてきたのかもしれません。

今、一番難しいと思うのは、子供相手の本の読み聞かせです。子供の反応はダイレクトですし、自分自身の個性や持っている雰囲気までもが問われてしまうような気がするからです。
(同じ本を読んでも読む人によって、子供の反応が変わってしまうこともあります)

強みに変えられるものであれば

自分のコンプレックスはひどいものでした。

周りの人にはあまり気が付かれませんでしたし、もしかすると自分で思うほどひどいことにはなっていなかったのかもしれません。それでも、どうしても無理だという心の壁があったのです。

今回、複式簿記の講座をやってみると、そこにはまったく緊張していない自分がいました。

「よくぞここまで・・・」

本当に自分で自分を誉めてあげたい!という気持ちでいっぱいです。

準備はかなり入念にしましたし、出だしが一番大事なので、出だしだけはきちんと原稿を用意もしました(これは話し方教室で教えてもらったことです)。

「これを伝えたい!」

そう思っている事に集中して話し始めて、それが乗ってくると、緊張感はさらになくなってきます。

もしかすると、人前で話すことを自分の強みにできるかもしれないとさえ、調子に乗って思ってしまいます。

やってもみないで、できないと思い込むのはもったいないことだな~と自分のことを振り返ってみて実感するのです。

やりたいと思ったことは、ちょっとくらい失敗しても、挑戦すべきだとつくづく思いました。

ではまた。

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