黄金のアウトプット術
「黄金のアウトプット術」という本を現在読んでいます。
アマゾンを検索していて出てきた本で、ちょっと気になって購入してみました。
成毛眞さんという方が書いた本です。日本マイクロソフト社の元社長で現在は投資コンサルティング会社を経営している方です。
まだ読み途中ですが、まるで自分のことを言われているような気になってドキッとしてしまういます。
この本では、日本人のほとんどはインプットばかりをしていてはダメで、アウトプットこそが大事であるということを説いています。
アウトプットといっても、文章を書くだけではなく、人前で話すということなども含まれます(Facebookのいいねボタンを押したり、誰かのブログにコメントしたりすることはアウトプットではない)。
作業するだけだと仕事がなくなる日が来る
自分の仕事にもアウトプットの面があります。
お客様とお話ししたりするのもアウトプットですし、こうしてブログを書いていることもアウトプットです(成毛さんの本を読んで、ブログを書こうとすると、自分の文章には面白味がないな~とつくづく考えさせられて、なかなか手が進まなくなりますが)。
でも、仕事の大半はPCに向かって作業していることが多いような気がします。
確かに意識してアウトプットをしていかないと、日本のビジネスパーソンのほとんどは「作業」だけで仕事をしている気になってしまうかもしれません。税理士なんて税務の知識をどんどんため込んで満足してしまう傾向もあります。
いつも思うことですが、こういう仕事は将来AIに奪われていくのでしょうね。
価値あるアウトプットで人と繋がる
最近、自分に求められる仕事、自分にできる可能性のある仕事について考えます。
お客さんから喜ばれる仕事ってなんだろう。
それを考えてみたときに、意外にも「作業の結果」はそれほど喜ばれないことに気が付きます。試算表や試算表を渡しても、
「ああ、どうも・・・。」って感じです。
それよりも、お客さんが知らない知識を教えたり、資料の作り方を教えたり、帳簿の読み方を教えたり。経理のやり方自体を教えたり。そういうことが喜ばれているような気がします。
私たちのような会計専門家の仕事もまだまだ可能性があるのかもしれません。
(週刊ダイ〇モンドなどでは、AIに乗っ取られる仕事上位にランクインしていますが)
それにはまずアウトプットのやり方を考えなければいけない。
どうしたらわかりやすいか、どうしたら喜んでもらえるか。
結局最後に残るのは、「人と繋がる仕事」ということなのかもしれません。
ではまた。