人前で話すことに苦手意識があった
こんにちは。
今朝は子供が通う小学校で、読み聞かせボランティアがありました。
今年度3回目の読み聞かせで、最初の頃よりも自分自身、楽しめるようになってきました。
小学校で読み聞かせをするぐらい何てこともないと思われる方も多いでしょう。
けれど、私はちょっと緊張してしまうのです(とてもアガッてしまいます)。
昔から人前で話すことが、とても苦手でした。
授業中に発表するだけでも、お腹が痛くなるくらいでした。
大人になってからも、人前で話すような仕事はできるだけ避けていました。
けれど、独立してからは、そんなことは言っていられません。
自分で仕事していくには、どうやったら人より目立てるのかということを考えていかなければなりません。
そのときに考えたことが、やはり「人前で話せる」という武器を持つべきだということです。
世の中、人前で話すことに苦手意識を持つ人は多いです。その中で、話すスキルを持っている人は大きなアドバンテージがあるということになります。
仕事だけではなく、人前で堂々と話せるというスキルを持っている人は、それだけで素敵な人に見えます。PTAとか自治会とか、いろんな場面で役に立つのです。
そんなことを思いながら、いろいろ試行錯誤を繰り返してきました。
気付けばあまり緊張しなくなっていた
最近、人前で話すことが苦にならなくなってきました(もちろん少しは緊張しますが)。
例えば以前は、保育園の保護者会で自己紹介をするだけでも緊張していました。
そんなところで緊張するか?って場面でも、しどろもどろだったのです。
これは、やはり場数を踏んできた効果ということでしょうか?
自分なりにですが、努力はしてきました。
最初は、神田にある「日本話し方センター」というところに通って練習しました。
(そんなところに行くなんて、と思う人もいるかもしれませんが、話すことを仕事にしたいという人はぜひ行ってみてください)
公認会計士協会が開催した「セミナー講師になるための講座」というものも受けてみました。
それらの講座で身に着けたものを実践していこうと、税理士会で行っている租税教室というボランティアにも参加しています(小学校に行って、子供たち向けに税金の授業をします)。
それ以外にも、先ほど書いたように、小学校の読み聞かせボランティアに参加するなどして、人前で話す機会を増やしています。
まだまだ緊張はしますし、自分では満足いく出来ではないのですが、最近は少しずつ人前で話すことが楽しめるようにもなってきています(人を楽しませよう、自分も楽しもうという気持ちになってきています)。
自分に厳しく練習する
人前で話すことは、とても奥が深いことと感じます。
聞き取りやすく話さなければなりませんし、聴衆のレベルに合わせた話し方ができなければなりません。子供に対して固い話し方ではいけませんし、インテリジェンスな大人を相手にするのであれば、それなりの話し方にしなければなりません。
そして、何より大事なのは、相手に伝わるかどうかです。
一方的にまくしたてたり、淡々としてつまらないものであってはいけません。
相手の反応を見ながら、話し方を変えていく必要があります。
自分にまだまだ足りない部分はそういう技量です。うまい人は本当にうまいですよね。
仕事にできるレベルとはこういうレベルなのでしょう。
結局、練習をするしかありません。
ただ間違えずにうまく話せるということではなく、常に相手に伝わるためにどうすればいいかを考えながら練習するのです。
今年も租税教室の授業が始まっています。今週も2校に行って授業をします(先週は1校行って来ました)。
授業が終わるたびに、これでよかったのか、ちゃんと伝わったかと悩んでしまいます。
自分のダメだったところを修正して次につなげるしかありません。
経験を積み上げて、さらに練習、この繰り返しなのです。
本当に終わりはありませんね。
ではまた。