やっぱり会計はおもしろい|人と関わり、話をしながらでしかわからないことがある

経理担当者は大変かもしれないけど

こんにちは。

最近、ある一般社団法人と関わらせていただいています。

海外展開(というのは大袈裟ですが)をしている法人で、理事として、外国人の方もいらっしゃいます。

あまり詳しく書くのはよくないので、省きますが、少し複雑な取引をされている法人です。

freeeをきっかけにご契約いただき、すでに一度決算を終えているのですが、海外の関連団体からの指摘を受けて、次の年からもっと会計を正確でわかりやすくしたいとのご希望を承りました。

海外から来た資料を読み解き、それを基に会計処理を高度化していくという作業は、とても大変なことです。経理を担当されている方は、海外留学もご経験され、海外にも居住されていた方なので、語学は何も問題ありませんが、会計となるとなかなかわからないようです。

あちこちの利害関係者からあれこれと言われるのは、経理担当者にとっては大変なことで、きちんとできるかとても心配されているようです。

ほとんどは現金や預金を起点として処理をする

税務業界に身をおいて仕事をしていて思うのは、税理士事務所というのは、やはり税務に重点をおいていて、会計というものにはあまり関心がないのかなということです。

規模の小さ目の事業体であれば、それほど複雑な取引をしているわけではありません。

仕入がいくらだった、売上がいくらだった、経費はこれだけ・・・というような取引が中心です。

そこには必ず現金や預金が介在しています。

ですから、現金や預金の動きを見ながら、会計処理をすればほとんどの場合足りるのです。

だからこそ、それらの会計処理をどうやったら時間を短縮して、効率的に処理できるのかということで、最近のクラウド会計が出てきました。

しかし、単に現金や預金の動きを見ながら会計処理をすれば十分である場合だけではありません。もっと複雑な取引をしている場合もあるのです。

じっくりと話を聞かないとわからない

今回の一般社団法人の場合も少し変わった処理が必要な案件でした。

こういうのは、取引の流れをじっくりと聞いて、書類もかなり見せてもらい、会計処理の理屈から考えて、最も適切な処理を導くという作業が要求されます。

このお客さんと会うと、いつも話が長くなってしまいます。
あっという間に時間が過ぎてしまうのです。

本当に一筋縄ではいきません。

経理担当者の方は、あちこちに利害関係者から
「本当の数字は何か?」
ということを追求されているようです。

本当の数字って、そんなにいくつもの数字がありうるの?

って思われるかもしれませんが、会計処理とはそういうものです。
処理の仕方によって、いくらでも数字は動いてきます。

恣意的に経理を操作するということではなく、会計処理の理論から考えて何が正しいものなのかということをひとつひとつ考えます。

すごく大変で疲れる作業ですが、こういうのは自分にとっては楽しいな~と思える時間です。
会計士冥利に尽きます。

もしかすると、世の中の経理担当者の方や会計事務所にお勤めの方は、毎日の会計処理を単調なものと思っているかもしれません。
けれど、会計というのは、深く考えてみると、とても楽しくておもしろい世界なのです。
そして、自分が考えて処理した数字は、いろいろな人の意思決定に役立つものなのです。
やりがいのある仕事なのです。

ちょっと概念的な話なので、うまく伝わらないかもしれませんね。すみません。

ではまた。

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