便利だなと思うこと
こんにちは。
今日は新しい年の仕事始めでした。
今日は法定調書や給与支払報告書の電子申告を主に行いました。
年末に作成しておいた情報に税理士の電子署名を添付して送信。
これで完了です。本当に便利です。
このような電子申告をしていない会社の場合(そういうクライアント先もあります)、印刷して会社の署名押印をもらって、税務署や市町村に郵送します。
給与支払報告書なんて件数が多くて気がおかしくなりそうになります。
郵送代もかかります。切手が足りないから郵便局に行かなくちゃ。そんなこともあります。
完了するまでにやたらと時間がかかります。
電子申告をすることで、そんな手間を大幅に省くことができるのです。
納税にも同じことが言える
電子申告だけではなく、今は納税もネットでできる時代です。
まだまだ普及してはいない印象です。
電子納税の方法は色々ありますが、少々面倒くさいからかもしれません。
(ダイレクト納税は事前準備が必要ですし、インターネットバンキングによる納税手続きも2種類ありますが、登録方式による納税手続きは面倒そうです。入力方式による納税手続きは使えますが、初めてだと面倒です)。
けれど、電子納税はとても便利です。
通常の納付手続きは、こんな流れです。
申告書を提出する→納付書がない!→納付書をもらいに行く(税務署へ)→納付書を書く(書き損じが発生して狂う)→金融機関へ持っていく(金融機関が開いている時間でないとダメ)→納付
このような手順を踏んでいると、時間がとてもかかります。
本当に嫌になってしまいます。
電子納税だったら、パソコンでちょこっと操作すればできてしまうのです。
もっともっと普及すればいいのにと思います。
そうは言っても、世の中にはパソコンを使っていない人も多いでしょうし、わかりにくいのでやりたくないという人も沢山いらっしゃるかと思います。
こうした手続きは、誰にでも簡単にわかりやすくできるというのが大事ですよね。
(税金を使ってインフラを整備するのですから)
2018年1月8日 日本経済新聞の1面
先日の日本経済新聞(2018年1月8日)の一面にこんな記事が載っていました。
「スマホでコンビニ納税~全ての税目、19年から 電子申告 利用促す~」
2019年からスマホを使って納付書を作成し、コンビニで納税手続きができるという内容です。
納税者が電子申告するとその税額や、所得税や法人税といった税目などのデータを記録したQRコードがPDFとして表示される。利用者がスマホ画面などに表示されたQRコードをコンビニの読み取り端末にかざすと、税目や税額が印字された書類が発行され、レジで税金を納めることができる。
納税は現金で、すべての税目が対象となる。読み取り端末はセブンイレブンの「マルチコピー機」やファミリーマートの「Famiポート」、ローソンの「Loppi」などを想定する。
こうした端末ではイベントのチケットやスポーツ振興くじ(toto)の購入、住民票の写しや印鑑登録証明書などの発行、自動車保険の加入といった手続きができる。19年からスマホを使った使った納税も加わる。
これならば、誰でもコンビニに行って、納付書を出力し、そのまま簡単に納税ができますね。
いちいち納付書をもらいに行ったり、納付書の書き方がわからなくて悩んだりしません。
便利な世の中になり、誰でもその恩恵にあずかることができるというのは本当にいいことですね。
ただ、この恩恵を享受するには、電子申告をすること(申告書を電子上で提出)が前提です。
紙媒体で申告書を提出する人は、今まで通りのやり方で納付をするしかないかと思います。
世の中のトレンドに乗っていけるようにまずは電子申告を検討してみましょう(所得税の申告書の作成を税務署に相談に行くと、必ず電子申告を勧められます。やり方も教えてくれます)。
2019年なんてあっという間にやってきます。
ではまた。