個人事業主の経費|きちんと経理処理をしようと思うと意外に難しい

個人事業主の経費

こんにちは。

もうすぐ12月も終わりで、いよいよ個人事業主にとっては決算が近づいてきました。
この時期に帳簿をつけられている方も多いと思います。

個人事業の経理のお手伝いをしていて経費の計上が気になることがあります。

これって経費なのかな~?そんなことをよく思うのです。
何を経費とするか。これは個人の性格によって大きな差がでるような気がします。

なんでもかんでも交際費。
洋服買っても、化粧品を買っても、お鍋の材料を買っても交際費として計上する人もいれば、そこまで謙虚にならなくてもいいのにと思うほど、交際費を計上していない人もいます。

私は税理士なので、これは経費、これは経費ではないというしっかりとした一線を引かなければいけないと思っています。

個人は法人に比べ、税務調査のリスクは低いといわれています。
しかし、来ないわけではないのですよね。
また、経費につけ放題と考えていると、どうしてもお金に関しての考え方が甘くなってしまいます。
キャッシュは出て行っているということを忘れてはいけません。
経費として計上して、節税できたと喜んでいるようでは、事業の継続・発展は難しいです。
ケチになるべきところは、ケチになる。それが大事なのではないかと思うのです。

経費計上するかしないか

私も個人事業主の一人です。税理士という職業である以上、節度を持った経理をしなければいけないと常に肝に銘じています。
そうでなければお客さんにもエラそうなことは言えませんものね。
気になる例を見てみたいと思います。

飲食代

同業者やお客さんと飲み食いをした場合などは、交際費として計上しています。
家族で食事したりしたものは交際費にはしません(当然といえば当然ですね)。
もらったレシートには、念のため人数や目的などを書いておくとなおいいですね。

よく人と言った食事で、割り勘で払っているのに、みんなのレシートを集めて経費にしている方を見かけます。
なんだか品性に欠けますね。そんなにして節税したいのかと、呆れられているはずです。冷静になりましょう。

洋服

よくあるのが、HPに写真を掲載することになり、その写真撮影用の洋服を買った。
これを経費に計上しているという事例です。
本来、これは経費にはなりません。洋服というのは、ほかの機会に着ることも可能だから、事業のためと言い切れないのです。

ただ、よくよく話を聞いてみると、絶対に普段は着れない、着ない。広告宣伝だけのために買ったなどという場合もあるのです。

もしも税務調査が来て、否認されることもあるかもしれませんが、経費にしてみますか?
とお話しすることもあります。ここらへんは自己判断ですね。

旅費交通費

勘違いしている方が多いかもしれません。
今はスイカなどをチャージして電車に乗りますね。
1,000円をチャージしたら、その1,000円を旅費交通費としている方がいます。
これは間違いです。
交通費明細を作成し、それにしたがって経費計上するのが正しいやり方です。
(チャージしたスイカは買い物などにも利用できますので、直ちに旅費交通費にはならないです)。

適当に帳簿をつけている方もいるかもしれません。
きちんと帳簿をつけようと思うと意外に難しいものなのです。
適当な経理はリスクと隣り合わせということを忘れずにいてもらいたいです。

わからないことがあったら、ちょっと調べたり聞いてみたりするといいですね。

ではまた。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする