公認会計士短答式試験2019 | 忘れられない時代

何年経っても強烈な思い出

こんにちは。
ふとカレンダーを見ると、5月の後半。今週の日曜日、5月26日は公認会計士の短答式試験の日だと気が付きました。この時期になると、つらかった当時を思い出します。

私が合格したのは2001年。もう20年近く前のことになるのに、今でも忘れらない思い出となっています。

今の試験制度と当時の試験制度は、だいぶ違うので、同じように語ることはできません。それぞれの大変さがあると思います。ただ、私の頃は免除制度がなかったことで、短答式試験合格→論文式不合格となると、次の年には短答式試験からもう一度やり直しという制度になっていました。次の年の短答式試験に合格できず、人生詰んだ(と思った)経験もあります(今となっては笑い話です)。

本当に人生をかけて臨む試験ですよね。そして、短答式試験は私の印象だと結構厳しいです。答練の成績が安定していても、当日の試験でできなければどうにもならないです(当り前ですが)。ものすごいプレッシャーを感じてしまいます。それゆえ、試験を受け始めた最初の頃は、短答式試験の試験が開始すると、手が震えてしまって、なかなか落ち着けませんでした。

もうすっかり図太くなった自分

会計士試験に通るまでに時間がかかりました。

始めたばかりの頃は、まだまだ精神的に幼かったように思います。そして、自分の精神的な未熟さ故になかなか合格できなかったということがよくわります。

おばさんになって、すっかり図太くなり、そして子育てをして子供の成長を見守る身になりました。こういう立場になってみると、その頃の自分を俯瞰して振り返ることができます。

公認会計士試験は、もちろん頭の良さも必要な試験だと思います。けれど、それだけではダメなんでしょうね。とにかくメンタルが強くないと受からない試験です。
この試験を受ける人たちは、ほとんどが中高と優等生だった人たちだと思います。勉強には自信を持っている人たちが、実際に公認会計士の試験勉強を始めると、あっという間に次々とリタイアしていきます。私の周りでも試験を一度も受けることなく何人も辞めていきました。それだけ勉強はキツイです。やるべき内容が多い。授業の進み方は異常に早い。単純に一問一答式のテストではなく、論文対策に時間がかかる。いくらやっても完全にできたとは自信が持てない。こんな状況の中、荒波を乗りこなして、やすやすと合格を勝ち取っていく人もいます。そういう人をみると、大体の人が楽観主義、前向き、細かいことを気にしない。そういう特徴を持っているように思えます。つまり、メンタルが強いのです。一方で、いちいちクヨクヨしたり、一つのことにこだわりが強すぎる人はなかなか受かりません。

試験自体も時間が長いですし、内容も相当重たいので、それを乗り切る体力や図太さが求められます。神経が細い人は厳しいものがあります。

自分も試験勉強を始めた頃は、まったく太刀打ちができませんでした。神経質だし、悲観的で、細かいことが気になる性格でした。

人は変わる、鍛えられる

何年か試験を受けているうちに、自分は相当鍛えられてきました。それが精神的な成長なのかもしれません。相当図太くなって、短答式試験で手が震えてしまうなんてこともなくなりました。

人は成長します。だから何年でも続けましょうなんてことは言いません。無期限に試験勉強を続けていくのは怖いことです。必ず最初にリミットは決めておいたほうがいいのです。リミットを設定しておいたほうが、きっといい意味で自分を追い込むことができ、精神的に成長することができるでしょう。

今、受験生にアドバイスできることがあるとしたら、短答式試験が終わったときに、動じてはいけないということです。受かると信じて、淡々と勉強できるポジティブさこそが、この試験には最高の武器なのです(本当に昔の自分に言ってあげたいくらいです)。

暑くなるようですね。クーラーがうまく効かないこともあるので、対策したほうがいいですよ。



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コメント

  1. マイク より:

    私は会計士試験ではなく、司法試験予備試験受験生です。短答式試験に落ちました。ショックでした。勉強もしたし、自信があったからです。
    でも、この記事を読んで元気が出ました。
    私も図太く、たくましく来年の司法試験予備試験と再来年の司法試験に合格するため勉強をやり直そうと思います。

    • より:

      コメントありがとうございます。

      元気が出たと言ってくださって嬉しいです。
      私が、苦しんでいた受験生時代、まだネットがあまり普及していませんでした。
      すごく苦しんでも誰にも相談できず、本当に辛かったです。
      同じような苦しさを体験している人がいることもわからず、一人で暗中模索でした。

      今はとても苦しい時期だと思います。ただ、自信が持てるほど勉強しているのですから、きっと大丈夫!
      あまり悩まずに淡々と過ごしていってくださいね。
      苦しい時代も、いつかいい思い出になると思います。