毎日楽しみに見ている朝ドラ「半分、青い。」
こんにちは。
最近、朝ドラの「半分、青い。」を楽しみにしています。
脚本家の北川悦吏子さんのオリジナルの作品です。
主人公スズメを演じる永野芽郁さんも若いのにとっても演技がお上手で、思わず引き込まれます。
特に神回と言われた日のシーンでは、セリフがなくても表情だけで気持ちが伝わる演技を見せてくださいました。
初めは漫画家を目指す少女を軽いタッチで描く気楽な作品なのかと思ってみていました。
ここ最近の話では、28歳になった主人公スズメの人生がすべてうまくいかなくなっていき、恋も漫画家としての将来も行き詰っており、重い話に変わってきました。
胸が痛くなってくる
この苦しいストーリー展開に、思わず自分を重ねてみてしまいます。
自分も20代の頃、行き詰った時期があったからです。
公認会計士の勉強をしていた頃です。
うまくいかなくなるときは、どんどん悪い方向に物事が進んでいくし、追い込まれておかしくなってくる。あと少しの努力で手が届きそうなのに、どうしても届かないもどかしさ。
このドラマを見ていると、自分の若い頃を思いだし、強烈に共感してしまいます。
主人公のスズメは、もう漫画家になるのは無理なのだと悟ります。
あんなに努力して、18歳からの10年間をわき目も振らず、ただ漫画を描くことだけに捧げてきたスズメがもうダメだと思うに至った気持ちを考えると、ただ胸が痛くなってきます。
諦めて次に進むのは勇気がいるけれど
一生懸命頑張っていたことを諦めて、次の人生に進むのは、楽ではありませんし、勇気がいることだと思います。
10年もの間、世間とほとんど関わらず生きてきたスズメがこれからどうなっていくのかが、とても気になるところです。
将来歳をとったときに、笑って振り返ることができればいいなと心から思います。
諦めるのは悪いことばかりではない。
やるだけやって次に進むのは、英断です。
その後どうなっていくかは、本人次第。
これから「人生、怒涛編」という新しい時代に突入するようですが、スズメがなんとか幸せをつかみ取ってくれるように応援しているこの頃です。