夏の旅行2018|乗鞍岳の剣ヶ峰山頂に辿り着けず

夏の旅行はキャンプと登山

こんにちは。

毎日暑いですね。いつになったらこの暑さが収まるのでしょうね。

今はお盆の真っ只中。
お盆の頃はどこに行っても混雑してしまうので、我が家は一足先に夏の旅行をしてきました。

今年は岐阜県のキャンプ場、平湯キャンプ場に行ってきました(2年前も行きましたが、気にっています)。

本当にいいキャンプ場です。ほどよく手入れされた森。
自然の美しさを満喫できます。

そして何よりも標高が高いので、日中でも26度くらいの気温。

暑がりの我が家にはぴったりです。

奥飛騨温泉郷にあるキャンプ場なので、近くにいい温泉もありますし、上高地や新穂高岳、乗鞍岳といったアウトドアの拠点にもなるキャンプ場です。

2年前に行ったときには、雨に降られて大変な思いをしましたが、今年は天候に恵まれていて、雨らしい雨には降られませんでした。爽やかで穏やかなキャンプでした。

今年の目標は乗鞍岳

子供と一緒に登山を楽しんでいる我が家。

といっても、それほどスパルタな登山をやっているわけではなく、高尾山や御岳山から始まって、景信山や陣馬山など近くの低山に登って楽しんでいるに過ぎません。

それでも小学生の子供にとってはそれなりに大変ですし、心や体が鍛えられます。
ただ、低山ばかりではなく、景色のいい高い山に登ってみたいとずっと思っていました。

そして今回、乗鞍岳にチャレンジすることに。

日本には高い山はいくつもありますが、乗鞍岳は3026mの山(剣ヶ峰山頂)。3000m級の山と聞くと、難しい登山を想像してしまいますが、乗鞍岳は2700mくらいまではバスで行き、そこから登山道を登って行くという比較的難易度の低い山とのことです。

小学校3年生になった我が子がチャレンジするにふさわしい山だと思い、今年の目標にと思っていました。

怖い、怖すぎる

登山の日。関東地方には台風が接近していました。

私たちが泊まっている岐阜県のキャンプ場では、特に風もありませんでしたし、晴れていました。

乗鞍岳行のバスターミナルにも、畳平(乗鞍岳のバスの終着点)の天候は「晴れ」と書いてありましたので、安心して登山に向かいました。

しかし、登り始めから霧が出ていて、「山頂の景色はよくないかもな~」とは思っていました。

私と夫と子供の3人で登り始め、ほぼ最初から私が遅れてしまい、夫と子供の二人は先に行ってしまいます(登り始めがすでに高地ですので、少し傾斜を登ると息切れがしてきます)。

だんだんと岩がごろごろとするガレ場になってくると、とたんに雨が降り始め体を濡らします。登るに従って風がどんどん強くなってきます。

気が付くと、降りていく人はいるけれど、登っている人は誰もいないという状況に。
そして、剣ヶ峰山頂に行く道の途中の朝日岳山頂(2975m)に到達したところで、周りを見渡すと、ひどい風が吹いていて、嵐のような恐ろしい光景が広がっていました。ろくに前も見えず、これ以上進んでしまうと、風で吹き飛ばされてしまうような気がして、一歩も足が動かなくなってしまったのです。こんな思いをしたのは初めてというくらい、恐ろしい気持ちになりました。

夫と子供は先に進んでいるのですが、ひどい霧と風で何も見えません。
レインウェアのフードをかぶっても、すごい風であっという間にめくれあがり、髪の毛がずぶ濡れになり、顔を伝って目に入り痛くもなります。

この恐怖の中、私一人ではこれ以上進むのは難しいと判断しました。

そのとき、山頂から一人の男の人が下りて来たので、夫と子供のことを聞いてみました。
二人は山頂にたどり着いているようです。

その男の人はかなり登山慣れしている方のようで、
「これからますます天候が悪くなるようだから、もう降りたほうがいい。」
とアドバイスされました。

自分の判断は間違っていないようです。

そこで立ち止まっていると、急に寒くなってきました。
このままここで留まっていると、低体温症になってしまいそうだったので、レインウェアの下に急いでフリースを着込んで、下山を開始しました(携帯電話で夫に連絡がつき二人も下山するとのこと)。

登りに比べると、下りは本当に難しいです。

しかもひどい風が吹いていて、一層怖さが身にします。狭い道に差し掛かると本当に怖いです。

何とか途中の山小屋(肩の小屋)に着いて、二人が来るのを待ちました。

乗鞍岳の厳しい顔を見た

やはり3000m級の山は厳しいです。

おそらく晴れていたり、霧が出ていても風がふいていなければ、さほど大変ではなかったかもしれません。
今回はとにかく怖かった。
こんなヘタレは私だけなのかもしれませんが、この感覚を無視してしまってはいけないのだと思いました。自分の感覚だけが命綱です。

3000m級の山は、夏でも天気が急変すると、ひどく寒くなってしまいます。

そういう知識だけは一丁前の私は、装備は整えていました。

登山で一番大切なのは、レインウェア。そして、登山靴。

自分の装備だけではなく、子供の装備も完璧を期していたので、子供も無事に下山できました。後で聞くと、やはり下山途中、浮石に何度も足を取られたけれど、しっかりとした登山靴のおかげで怪我もなかったとのことです。また、それなりに値の張るレインウェアを購入していたので、フリースを重ねて寒さをしのげたとのことです(子供は大人に比べると冷えも早いようです。特に手が冷たくなっていました)。

今回は乗鞍岳の厳しい表情を垣間見た気がします。

夫と子供はケロッとした顔で山頂に行ったようですが、何事もなく無事に戻って本当によかったです。

下界が穏やかであっても、上の世界は違うのだということがよくわかりました。

この怖さが美しさと表裏一体なのかもしれません。そして、それが人々を惹きつける魅力になり、ますます登山に引き込まれる人もいるのでしょう。

乗鞍岳は難しい山ではないはずですが、お子さん連れの方はくれぐれも天候に気を付けて、装備もそれなりに整えて行かれた方がいいです(下山で難儀している子供たちはかなり見かけました)。

ではまた。

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