小学校での起業家教育

租税教育の延長線

私は東京税理士会が推進している租税教室の活動に参加しています。
支部ごとの活動になるので、自分の所属する日野支部の管轄である日野市・多摩市・稲城市の3つの市の小中学校で授業をしています。

今回、稲城市のある小学校が6年生の総合学習として「起業家教育」というものをやるという話になりました。どんなことをやるかというと、クラスみんなで会社を作って、出資を集め、モノを実際に販売し、その結果を決算として集計・報告し、最終的に利益の使い道をみんなで決めるという流れになるというものです。今までの小学校の教育ではなかなか見られない試みですよね。

今回の試みは、先生主導で行うのですが、なかなか学校の先生だけだと教えきれない部分もあるということで、我々税理士に手伝ってほしいと依頼がありました。

租税教育で今まで活動してきた実績を認めていただいた上でのご依頼かと思います。

私も今回のこの起業家教育に参加することにしました。すごく大変そうな活動ですが、自分としても勉強になる部分がありますし、小学校でどんな起業家教育をするか純粋に興味があったからです。

自分の得意なことで参加

私は正直人前で話すのは得意ではありません。最近はだいぶマシにはなったのですが、いまだに緊張します。それに意外に子供の前で話すというのは緊張するのです。反応が素直な分、ヘコむこともあります。
だから、自分の得意なことで活動に参加しています。それは資料作り。パワーポイントの作成です。子供がわかりやすかったり、おもしろく感じられるように、ネットから画像を拾ってきて、資料にくっつけてみたり、楽しいしサクサク進められます。

私たち税理士にまず求められたことは、会社とはどんなものか、そして事業をやるために、どんなことを考えなければならないか(事業計画や資金計画)などを説明するというです。作成したパワーポイントを使って、仲間の税理士の方が子供むけにやさしく解説をしてくださいました。私は当日はPCを持参し、パワーポイントの操作をしました。

座学は難しい

起業家教育というのは、日本ではまだ研究段階の話です(今回の学校も研究校としてこの取り組みをしています)。本当に手探りの段階なので、何をどう話せば十分に伝わるのか、わかってもらえるかということが明確ではありません。

私たちのような専門職の教育を受けた者にとっては当たり前の話を子供たちにどう伝えればいいのか、本当に難しいです。

説明したいことは山のようにあります。あれも言っておいたほうがいいか、こっちの説明もしたほうがいいか。ただ、いかんせん難しい。簡単にわかりやすく伝えるということの難しさを改めて感じます。座学をわかりやすくおもしろくというのは、本当に難しいことです。子供たちは一生懸命聞いてくれましたが、たぶんかなり難しかったでしょうね。

今後も多分色々お手伝いする必要が出てくる場面があると思います。これからもできる限りお付き合いしたいと思います。

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