こんなにできないことがあるなんて・・・
こんにちは。
今日はほんとうにどうでもいい記事です。
先日、この忙しい時期にも関わらず、家族でスキーに行ってきました。
本当は年末年始にスキーに行きたかったのですが、今年は雪が少なかったですし、自分もひどい風邪をひいて、年末年始は完全にダウンしてしまいました。
このままでは親としてのメンツを保つことはできません。
まだ体調が完全ではないですし、忙しいな~疲れたな~なんて思いながらも、スキーの計画をし、宿を予約し、泊まりで行ってきました。
関越トンネルを超えた少し先の「石打丸山スキー場」というところです。
私はスキーができません。
40歳を超えてから、初めてスキーに挑戦しました。
でもやはり若い頃にやっていないので、本当に覚えが悪いのです。運動神経も悪いので、
冷や汗をかきながら、かろうじて挑戦しています。
本当に少しまっすぐ進むくらいの初心者です。
今までは、私の実家のある盛岡のスキー場で滑っていました。
盛岡には素晴らしいスキー場があり、雫石、八幡平、安比高原のどこに行っても最高の雪質です。ですから転んでも痛くありませんでしたし、何とかやろうという気持ちになっていました。
しかし、今回行ったスキー場は、本当に恐怖そのものでした。
初心者コースと言っても、やたらと傾斜はきついし、カチカチに凍っていて、まるでスケート場を斜めにした感じです。そこをみんなが滑るので、さらにゲレンデは磨かれていきます。
斜面に出た途端、完全に固まりました。
このまま行くと、確実に転ぶ。痛い思いをする。怪我をするかも。
そう思うと、進むことができませんでした。
今回、本格的にスキーを始めた我が子は、パパと一緒にどんどん滑って行き、ターンもできるようになったのに、私は一歩も進めないのです。
ちょっと発進してみると、あっという間に転びます。というよりも転ばずにはいられない。
立ち上がろうにも立ち上がれません。スキー板を取って立ち上がると、今度は板をつけることができない。この繰り返し。涙が出そうです。
自分がこれほどまでにできないことがあるなんて。
自分の無力さ、ダメさを実感しました。
本当に悔しいです。
何がいけないのか
こんなにダメな原因を考えました。
突き詰めていくと、結局、自分の心の弱さが原因なのです。
恐怖心にどうしても勝てないのです。
言い訳じみていますが、スキーを始めたのが若い頃であったのであれば、恐怖を感じる暇もなく、どんどん滑らされます。実際、友人の話を聞くと、みんなそうらしいです。
でも、40歳を過ぎてから始めると、すぐに結果を予想して、転ぶ自分の姿が思い浮かびます。
その恐怖心が自分にブレーキをかけるのです。
「とりあえず滑ってしまえばいいんだよ。」
と若い人はいいます。
若いって素晴らしいな~と思います。
悔しい。本当に悔しい。私は若くないから、新しいことにチャンレジもできないのか?
そうではないはずです。
この恐怖心、この悔しさに必ず打ち勝とうと思っています。
仕事も人生もすべて恐怖心を克服しなければならない
何か始めようと思えば、必ず恐怖心が生まれます。
自分で仕事をやろうと思ったときも、恐怖心でいっぱいでした。
今も戦い続けていますが、この恐怖に打ち勝たなければ、先に進みません。楽しさも手に入りません。
もちろん必ず勝たなければいけないことばかりではないでしょうが、とにかく新しいことをやろうと思うと、乗り越えなければいけないことが多いのです。
他人との関係もそうですね。
人と関わることは、楽しいばかりではありません。でも勇気を出して挑まないといけない場合もあります。
一つ、恐怖心をそのままにしてしまうと、次の恐怖心がやってきたときに、またそれに挑んでいこうという気持ちが起きなくなります。
人生、そのようにして何気なくやり過ごしていくほうがいいのか。
最期の日を精一杯生きたと実感して迎えるのか、それとも物足りない人生だったと思うのか。
大袈裟かもしれませんが、スキーができずにパニックになったときに、そんなことを考えていました。
スキーができる人にとっては、バカとしか思えないでしょうが(汗)
ではまた。