確定申告無料相談会2019

 こんにちは。
 もう立春。暦の上では春ですが、まだまだ寒い日が続きます。今年もインフルエンザが大流行ですが、今のところ自分は何とか免れています。このまま逃げ切る予定(?)です。

 先週、今週と1日ずつ税理士会主催の確定申告の無料相談会に相談員として行ってきました。確定申告の無料相談会に行って相談員を務めるのは、税理士としての義務と定められていて、余程の事情がない限り断ることはできません。ただ、東京の都心で登録されている税理士の方は、人数に余裕があるので、やらない方も多いみたいですが。。。

 市役所を会場にして、税理士が20人以上相談員として集まり、そこに申告書についてわからないことがある方々がいらっしゃり、相談していくというものです。

 これが非常に疲れます。会場はごった返し、待ちくたびれた納税者の方々たちの相談に次から次から乗っていかなくてはいけません。
 のんびりとやっている暇はなく、とにかくいらっしゃった方たちの相談を終えるために、全員必死です。自宅に帰るとぐったりで、他のことは何も手につきません。毎年この時期がくると、少し憂鬱になってしまうくらいです。

本当に色んな人がいる

 こういう会場には、本当に色んな方がいらっしゃいます。お年寄りが比較的多くて、医療費控除など還付のご相談が多いですが、中には賃貸用の不動産を購入して今年から申告しなければならないとか、起業をして確定申告しないといけないけれど、やり方がまったくわからない人などもいらっしゃいます。

 今年特に感じたのが、税理士登録をして初めて相談員を務めたときよりも、ご高齢の方が何等かの形でお仕事している割合が高いということです。公的年金の源泉徴収票の他に、ちょっとしたアルバイトのような給与の源泉徴収票などを持ってくる方が結構いたりします。人手不足ということもあって、高齢の方でも仕事があるということと、やはり年金の不安などもあって少しでも収入を・・・と考える人が多いということかもしれませんね。

 こういう相談会一つとってみても、なんとなく世相を反映するものなのだと思いました。

いつも思うこと

 こういう無料相談会でいつも思うことがあります。確定申告を初めてやるから全くわからなくて、教えて~という方は仕方のないことだとは思います。けれど、毎年確定申告をやっていて、前年の控えも持っている方。それにも関わらず、こちらにほぼ丸投げで申告書のレクチャーをやらせようとする人がいます。税務署は税金を投入して、親切な手引きを作成して納税者に郵送していますし、会場にも置いています。それにまったく目を通さないで、全部教えてもらえばいいでしょうっていう態度は、いただけないな~と思うのです。

 私たち相談員も限られた人数で、沢山の人の相談に乗らなければなりません。相談を受ける方たちは、もちろん無料で相談できます。限られた資源、限られた時間を有効に使うためには、一人一人ちょっとずつ努力してもらわないといけないんじゃないかって思うのです。

 住所や氏名の書き方なんかを指示していると虚しくなってきます。

 一方で、本当にご高齢の方で、「できるところまで書いてきたんだけど、ここの計算の仕方がわからないから教えて~。」といってきてくださる方も沢山います。こういう方々の中には、ご高齢で手が震えていて、字を書くのも辛そうな方もいますが、一生懸命にこちらの話を聞きながらやってくださいます。こういう方々のことは、心からお手伝いしたいと思えます。きっと現役時代から素晴らしいお仕事ぶりだったんだろうな~と想像してしまいます。

 確定申告なんて、普通の人にとってはおもしろくないし、興味はないでしょうが、こういうところでも色んな人がいるな~って感じます。私自身も自分のわからない分野があって、人に教えを乞わなければならないときに、同じような状況にならないように気をつけようと思いました。

 

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