租税教室打ち上げ|税金の知識をつけることの意味

一年間取り組んできたものの区切り

こんにちは。

暖かくなってきました。私の住んでいる多摩地区では桜はまだ満開にはなっていません。
昨日、立川の昭和記念公園に行ってきましたが、3分咲きくらいといったところでしょうか。

私は税理士として東京税理士会日野支部というところに所属しています。

それぞれの支部ごとに、税理士の有志を集い、租税教室というものを開催しています。
私の属している日野支部は、日野税務署管轄の日野市、多摩市、稲城市の小学校と中学校で租税教室を開催しています。

小学生の授業は、6年生を対象として行われますが、学校で政治や経済について学ぶ3学期のタイミングで授業を開催することが多いです。
その時期は税理士にとっての繁忙期(確定申告の期間)と重なりますので、仕事とボランティア活動の両方でかなり大変になってきます。

しかし、その時期だけ授業を行えばいいというわけではなく、1年を通じて準備を行っていきます。
講師養成研修というものを受けたり、授業で使うアイテムを直したり、練習会を開催したりと、それなりに手間をかけていきます。
そのかいあって、開催する各学校でご好評をいただいています。

先日、2016年度の租税教室の打ち上げがありましたので参加してきました。

フラットな関係でやりやすい

税理士はかなり平均年齢の高い職業です(平均年齢60歳と言われています)。
それゆえに、若手の税理士ですと、肩身の狭い思いをするようなイメージがあります。

私はそれほど支部活動に熱心なほうではありませんので、実態はあまり知りませんが、租税教室に限っていえば、上下関係はあまり厳しくはありません(私が所属している日野支部は、かなり優しい方が多いです)。
礼儀として上の方に丁寧に接するなどはありますが、一人の講師としてみんな対等にワイワイ楽しくやっています。
色々な年齢の方がいることが、むしろ刺激になります。

打ち上げも楽しく参加しました。

年配の税理士は、お孫さんが小学校6年生になったときにお孫さんの前で授業をしたいとおっしゃり、私のように子供がまだ小さい税理士は、自分の子供が6年生になったときに子供の前で授業をしたいと思っている人が多いです(私もそうです)。

私の子供は、まだ小学校2年生ですので、6年生まで少し先になりますが、そこまでこの講師のボランティアを続けたいと思っています。

日本人の税金に対する知識

一般的に日本人の税金に対する知識は乏しいと言われています。

サラリーマンであれば、源泉徴収という制度がありますので、自分がいくら税金を納めているのか、どういう仕組みで税金が計算されているのかを知らなくても普通に生きていけるというのが最大の理由かもしれません。

私が仕事でかかわる個人事業主の方や会社のオーナーの方は、みなさん税金に関心があります。
その方達に共通しているのが、できる節税はするとして、納めるべき税金はきちんと納めたいと思っているということです(もちろんみなさん税金を積極的に納めたいわけではありませんよ)。

何か事業をやるには税金がかかることは当然だし、税金というものの必要性を認識しているということです。

一方、すべての方とはいいませんが、サラリーマンの方ですと、自分がいくら税金を納めているか知らないわりに、税金が高い、税金を払いたくない、税金を払うのが損だと思っている方が多いんですよね。

これは、必ずしもそれらのサラリーマンの方たちが悪いのではなく、税金に対する啓蒙が足りないからだと推測するのです。

何のために税金があるのか、どういう仕組みになっているのか。そういうことをしっかり理解している人は少ないように思えます。
税務署は庶民から税金を巻き上げている。それをばら撒いている。そういう意識を持っている方も多いでしょう。

無駄に税金を使うことはいけませんが、それはまた別の問題として議論されるべきです。

税金自体の目的を知れば、自ずと「納めるべきものは納めます」というセリフが出てくるはずです。

子供たちはとても素直に授業を聞いてくれます。だからこそ間違ったり偏ったりする授業をするのではなく、将来の大人になったときに真に税金の意味を理解できる授業をやっていきたいと思うのです。

今、租税教育は子供たちの成長に必要なものとして社会に認知されてきています。
小学生だけでなく、中学生や高校生、大学生や専門学校生などにも必要であるといわれています。
税金を知ることは、社会で生きる力を付けることだと強く感じるのです。

ではまた。

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