租税教室に行ってきました|日野市立旭が丘小学校

日野市立旭が丘小学校での租税教室

こんにちは。東京都日野市の女性税理士 坂 有希子です。

本日、日野市立旭が丘小学校で租税教室を実施してきました。

租税教室とは、私が所属する東京税理士会日野支部が行っている社会奉仕活動で、日野市、多摩市、稲城市の小中学校で税金の授業を行うというものです。
3年くらい前から始まっており、私は今年から参加しています。

今日が初めての授業だったので、朝からとてもドキドキしていました。

6年生を対象に、税金の種類、税金の仕組み、税金の使い道、税金の決め方などについての授業をしました。

それにしても、小学生ってとってもかわいいです。
ちょっとしたことでも、笑ってくれたり、素直に反応してくれて、こちらも大変楽しくお話しできました。

自分にも子どもがいますが、その子が将来6年生になったときに、自分の子供のクラスで税金の授業をするのが夢です。

租税教育の目的

日本はあまりお金に関する教育ができていません。
大人になって、サラリーマンとして社会に出たどれくらいの人が、自分の納めている税金についてわかっているかも疑問です。

日本の場合には、源泉徴収制度というものが存在してています。
サラリーマンであれば、給料から自動的に税金が天引きされます。自分の手取りについては興味があったとしても、税金の金額まで興味を持つことはほとんどないように思えます。

租税教育の目的は、税金の仕組みについて理解して、将来、自分たちが納付する税金について、興味を持ってもらうということを目的としています。
そのために、学校の先生が行う授業ではなく、私たち税の専門家である税理士が、特別授業として税金についてお話しさせていただいています。

税金を決めるうえで一番大事なこと

最近よく耳にするのが、税金が高くて生活が苦しいという声です。
だから、高所得者からもっと税金を取ればいいんだという風潮があります。

租税教育では、税金を決めるうえで一番大事なことは何かということを子供たちに問いかけます。

一番大事なことは、「公平」な負担ということです。

公平ってどういうことなんでしょうね?

税金は皆の暮らしを守るために使われています。道路を作ったり、橋を作ったり、公務員の給料もそうですね。防衛費などの国を守るためにも使われています。

税金を納めると確かに自由に使えるお金は減ります。でも、自分たちが受ける公共サービスのために使われているんです。

今の日本は、高所得者がより多くの税金を負担する「累進課税」という制度が採られています。
だから、もちろん高所得者であれば、たくさん税金を納めるというのは仕方のないことですが、だからといって、所得の少ない人は本当に税金を納めなくて済むのでしょうか?所得の高い人も低い人も同じように公共サービスを利用しているのにです。

このあたりを子供たちに問いかけると、子供たちは、税金がゼロというのはおかしいという反応を返してきます。

所得が少なくて税金の負担がない人、税の負担が軽い人、所得が多くて税金の負担が重い人、それぞれが相手の違いを理解し、相手を思いやって、皆が納得する公平な負担とはなんなのかを考える必要があるのだと、改めて考えさせられました。

坂 有希子 ごあいさつはこちらから

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