経済の仕組みを知ることのできる本

子供が経済の仕組みを勉強できる本

自分は仕事柄、子供たちに経済の仕組みを知ってもらいたいな~と思っています。
(そういうのを伝えるのは、自分ができる社会貢献の一つだと考えています)

日本の社会では、なんとなく子供がお金の話をするなんて・・・という風潮がある気がします。
けれど、本当にそれでいいのでしょうか?

国語や算数や英語を学ぶだけではなくて、経済の仕組みを理解して、早い段階からリテラシーを身に着けるというのは、これからの子供たちにとって本当に大事なことだと思うのです。
不確実な世の中で、一生同じ会社でサラリーマンをして食っていくことなどできないかもしれないというのが現実なので、子供のうちから「稼ぐ」とはどういうことか。儲けたらどんなことが待っているのか。どんな可能性が広がるのか。そんなことを理解することは必要不可欠です。

起業の仕組みがわかる2冊の本

実際に手に取ってみて、経済や起業の仕組みがわかる本が2冊ありました。どちらもおもしろかったのでご紹介します。

レモンをお金に変える法

この本は、レモネードを作ってお金を儲けるという子供の話です。字数はとても少ないですが、端的に流れを押さえている感じがして、いい本です。

実際にアメリカ人は、子供の頃レモネードを作って売ったりすることがあるようですね。

絵がおもしろく、経済用語の説明なども子供にわかるように書いてあるので、ある程度経済に興味のある子であれば、小学校の低学年ぐらいから理解してくれるでしょう。

この本を小学校の読み聞かせで読もうかと思ったのですが(3年生)、人によっては全く意味がわからないという可能性もあるな~と思ったので、やめました。

うちの3年生の子供は一人でこの本を読んで「おもしろい」と言っていました。学校の読み聞かせで読んでほしいとも言っていました(難しい言葉も説明があるから、きっとみんなわかるよ~と言っていました)。

価格競争の話や資金の借り入れ、事業譲渡の話なども書いてあり、一見難しいように思えるのですが、自然な流れで進んでいくので、さほど難しさは感じません。

歯みがきつくって億万長者

この本は絵本ではなく、長編小説です。

実際にじっくりと読んでみましたが、大人が読んでも勉強になります。子供がこんなことまで考え付くのか驚く内容です。

少年が自分で作った歯磨き粉を売るというお話しなのですが、製品に最低限の利益を乗せるだけで、できる限り消費者に寄り添いながら商売を成功させていきます(それが成功の秘訣なのです)。

最初は本当に小さな商売なのですが、途中、人の協力を得るために株式を発行したり(株式会社を設立する)、銀行から借入をして歯磨き製造の機械を購入したり、工場の賃借料を払ったり、やっていることが本格派です。
本質的には、さきほどの「レモンをお金に変える法」という本と似ている部分はありますが、この本のいいところは、必ず途中でどのくらいの儲けが出るのか、原価はいくらになるのか、というお金の計算を意識させるところだと思います。商売に数字はつきものだからです。
そして、そのお金の計算を学校の数学の時間にみんなでやるというところもいいな~と思うのです。今、君たちが勉強している算数(数学)という勉強は、将来起業をするときにも役に立つんだよ、という作者のメッセージを感じるからです。

こちらは少し難しい点もあるので、小学校高学年くらいで読むのがいいかなと思います。

夏休み、読書感想文の宿題が出ている小学生も多いかと思います。
経済に興味のある子は、こんな本を読んでみてもいいかもしれません。

ではまた。

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