一年の終わりに自分がやりたい仕事について考える

また一年が終わった

私が関わっているある中規模のNPO法人の決算が先日やっと終わりました。
私はそのNPO法人に関与させていただき、2年が過ぎようとしています。
月次の入力や給与計算などの業務のお手伝いをしております。

そのNPO法人は3月末決算。

3月末を過ぎてから、決算処理を行い、市区町村へ出す報告書の作成や監査の準備が始まります。

かなりの時間をかけて最終的な決算を固めます。

監査は私の尊敬する先輩公認会計士の方が行ってくださいます。
私は会計処理をした者として、監査に立ち会わせていただきました。
職員の方が答えにくいところは、私のほうから回答したりもします(なるべく口を出さないようにしますが)。

監査をする側は何度も体験していますが、監査をされる側の立場は経験がありませんので、
とても緊張します。

いろいろ指摘されることもありましたが、なんとかお墨付きをいただくことができました。

これでやっと一年の終わりです。
無事に終えることができ、なんとなく心が緩みます。

監査をしていたときには味わえない気持ち

2年間、そのNPOに関与させていただき、だんだん法人の方たちともコミュニケーションがスムーズになってきたように思えます。

「1年目よりも2年目の今年はもっとやりやすかった。何を聞いてもすぐに答えてもらえて、こちらもすごくやりやすい。なんだか決算も楽になりました。」

というお言葉をいただきました。

こういうことを言っていただけるのは、すごく嬉しいことです。

以前の仕事は監査でしたので、大企業が相手です。
監査という仕事は、一般的に社会的意義のある仕事ですが、企業側の方たちから見れば、自分たちの仕事が評価されるわけですから、疎ましいものです。

一部の仕事では感謝されることもありますが、ほとんどの場合は早く帰ってほしいな~邪魔だな~と思われていることが多いのです。

今の仕事は企業側の立場で行う仕事です。
そうすると、100%相手のために仕事ができます。

その結果として、自分が相手の役に立っていることが実感できる言葉をもらえるのは、本当に嬉しいことなのです。

どんな仕事をしていきたいのか

人それぞれ、仕事には向き不向きがありますよね。

私にはあまり大きい目的の仕事は向いていないのかもしれません。

監査の仕事は、少し自分には辛かったですし、理屈はともかくとしてその意義がわかりにくいものでした。それで悩んだ時期もありました。

あらためて思うのは、会計を必要としているのは、大企業に関わる人だけではないということです。
小さな企業を営む人、個人事業主、NPO法人、社会福祉法人、PTAや自治会などの任意の人の集団。いろいろな場面で会計というのものが求められます。

大企業であれば、経理専門の部署があって、経理処理をすることは難しくありません。

規模の小さな事業の場合は、会計の専門家が社内にいることはなく、自分たちでやらなければならないことが多いです。そうすると何をどうしていいのかわからないことが沢山出てきます。そのように困っている人が沢山いるのです。

自分は最近はそういう人たちと関わるほうがおもしろいな~って思っているのです。
一緒に悩みを解決していって、喜んでもらえるというのは、かなり楽しいのです。
(大変なことも多いですが)

こういうのって本当に人それぞれですよね。
同じ会計士の人でも、大企業の経理をやりたい人もいれば、国際税務の専門家になりたいって人もいる。監査がやりたいって思う人もいる。私のような人間もいる。

最初は同じ試験に合格した会計士ですが、色々方向が分かれていきます。
どんな仕事をしていきたいか。
それはどんな生き方をしてきたか、どんなふうに生きていきたいかに関わっていくのかもしれません。

私は私らしく進んでいければいいのでしょう。

ではまた。

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