好きなことと嫌いなこと | 自分の心が求めているかどうかを問いかける

我慢することは美徳ではないと思う

「サプリ」っていう漫画を読んだことありますか?

広告代理店でCMの企画の仕事をしているキャリアウーマンの話です。

日々の忙しい仕事をこなし、クライアントに頭を下げ、徹夜もこなす・・・というパワフルな女性が出てきます。

そこにおもしろいことが書いてありました。

「給料は我慢に対して支払われるもの」

そう書いてあったのです。

クリエイティブな仕事をしているようで、実はやりたくない仕事、イヤな上司、わかりあえない同僚などがいて、主人公は疲弊しています。

そんなときに、ふと沸いてきた言葉です。

読んでいて、私はものすごい違和感を覚えました。

我慢するってそんなにすごいの?
給料って本当に我慢に対して払われるの?
それって会社ごっこに酔っているのでは?

そう思ったのです。

今、やりたくない仕事をして、日々我慢をしている人はたくさんいることでしょう。

仕事自体がやりたいことならばいいですが(どんな仕事にもイヤなことは付き物なので)、そもそも仕事そのものがやりたいことでないのに、我慢しているとしたら、それはとても残念なことだと思います。

給料は我慢に対して支払われるのではなく、業務に対する報酬として支払われるべきものです。

好きな仕事ってそんなにすぐには見つからない

最近の若い人の考え方は合理的ともいえる

そもそも自分がどんな仕事が好きかわからないという場合には、とりあえずまずはどんな仕事でもやってみるしかないでしょう。

やっているうちに、自分にとってやりたいことなのかどうかがわかってくると思います。

恋愛と同じように、仕事も一度で運命の人(運命の仕事)を見つけることは難しいはずです。
やりたくないことを嫌々やることもないでしょう。

見切りをつけて、新しいパートナー(新しい仕事)を見つけるべきです。

最近の若い人は、仕事をすぐ辞めてしまう。
そう言われることが多いですよね。
やりたくない、合わない仕事をズルズルとやることは合理的ではないので、それほど批判されることでもないと思います。

終身雇用は建前で、いつ何時どうなるかわからないご時世なので、合理的判断ができているといえるのかもしれませんね(自分にとって必要なスキルを身に着けたら、ササッと次の仕事に移り、自分の好きなことをするということであれば、合理的だと思います)。

私の場合も

私は公認会計士ですが、公認会計士試験に合格すると、まず大手の監査法人に勤めました。

今思い返してみると、それほど好きな仕事ではなかったのかもしれません(勉強にはなりましたが)。

とにかく、邪魔にされるし、感謝されない。人の役に立っているという実感のない仕事でした。

そして、達成感もあまり得られない仕事だったのです。
向いていなかったのかもしれません。

けれど、辞めようという考えはありませんでした。

せっかく取った資格なので、それを生かしたかったのと、大手の法人に勤められたので、そこを離れるという発想がなかったのです。
昭和な考え方ですね(笑)

我慢して仕事をするということが多かった気がします。
そしてそうなると、もっとこういう風に仕事したいとか、こんな工夫をしたいというような発想が生まれなくなり、受け身の仕事しかできなくなるのです。

そんな自分は好きではありませんでした。

心の声を聞くと、今の自分は間違いではない

今は子供の成長を見守りながら、自分一人で仕事をしています。

前に比べるとそれほど収入がいいわけでもないです。

けれど今の自分は意外に悪くないって思えるのです。

今の仕事は、人に頼ってもらえる、感謝してもらえることも多いです。
自分の工夫次第で、いくらでもそれを大きくしていくことができます。

時々、自分に問いかけるようにしています。
今の自分は幸せなのか、イヤだと思って仕事をしていないか?
やりたいことはできているか?

そう問いかけると、イヤな気持ちになることはありません。
(昔はザワザワとした気持ちになっていました)

きっと私の心が求めていることができているということなのでしょう。

我慢に対して報酬が支払われているわけではないので、純粋に報酬をいただけることが嬉しいと思えます。

こんなの世間から見ると青臭いことかもしれませんが、大事にしていることなのです。

坂 有希子「ごあいさつ」

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする