論理的思考、そのアウトプット|中学生の作文を読んでみて思ったこと

税の作文の選考を引き受けた

こんにちは。

私の住んでいる地域では、中学生は夏休みに税金についての作文を書くことになっています。

主催は納税貯蓄連合会というところらしいですが、私の所属する東京税理士会日野支部も審査に加わることになり、東京税理士会日野支部長賞を出すことになりました。
そこで、租税教育の活動に携わっている税理士の中から、選考委員を決めることになり、自分が立候補しました。

子供を持つ親として、子供の教育には関心を持っています。そして、子供が書く税金の作文には以前からとても興味があったからです。

私自身は子供の頃から作文というものが大嫌いでした。

夏休みの宿題の読書感想文などは、どうやって書いたらいいのかわからず単なる要約でしたし、それ以外の授業で書く作文なども、得意と思ったことはありません。

大人になり、公認会計士試験の受験勉強の中で、初めて論理的な文章を書く練習をしたように思います。
公認会計士試験は、すべて論文式試験です(短答式試験を除く)。
単に覚えた知識を吐き出すような試験ではなく、覚えた知識を駆使して、論理を組み立て展開します。その練習はとても難しく、時間がかかるのです。
自分には文才というものはありませんが、論理的な文章を書くことはある程度できるようになったように思えます。

中学生の税の作文ですが、私が採点をする時点では、何千点もある作文の中の数十点がすでに絞り込まれて送られてきます。

その数十点に選ばれた作文はどんなものなのか、すごく興味がありました。

中学生の私には書けない文章

私よりもずっと若い人が書いた文章。

みんな税金のことを色々勉強して、苦労して書いているのがうかがえます。

まだまだ若いながらも、自分が経験したことを関連づけて税金というものの存在について、論理的に展開しているところが、素晴らしいな~と思いました。

私が中学生の時は、きっとこんな作文は書けなかったでしょう。

中には、飛びぬけて素晴らしいものもありました。

明らかに文才があり、この子はきっと将来何らかの文筆業に就くのだろうな~と思う子もいました。
文才というものは別にしても、論旨が明快で、こちらが読んでいて爽快と思えるような文章もありました。原稿用紙3枚程度の文章ですが、ちょっと読んだだけで、私にもその子供たちの力量が分かります。

私が採点した結果は、他のいろいろな組織の方たちの採点とまとめられ、今後、賞を決定していくことになります。

論理的な思考、それをうまくアウトプットする力

日々、自分の子供の勉強を見ていて考えるのは、子供の能力をどうやって伸ばしてやったらいいのかということです。
私の子供はまだ低学年なので、それほど難しい勉強はしていません。

算数の計算や漢字の書き取りなどが勉強の中心です。

私はあまり先取り教育には興味がないので、学校でやっている勉強を見ている程度です。

ただ、やはり学校の勉強だけだと、少し物足りないな~と思うのも事実です。

自分の子供には、子供のうちから、論理的な思考を少しずつ身に着けさせたいと思っています。
そのためには、文章を書かせる教育は大事です。

学校では一人の先生に対して、子供が30人程度いますので、子供が作文を書いたとしても、それを細かく指導することは現実的に難しいことです。実際うまく書ける子ばかりではないでしょうし。

こういう勉強を親が見てやれればいいな~と思っています。

今回の税金の作文で選ばれた子供たちの文章はどれも素晴らしかった。

中学生ながら、すでに自分の頭で論理を組み立てられる力、それをうまくアウトプットできる力を持っている子供たちです。
どうやってそれを会得したのだろう。
作文の中に、「自分は本が大好きで沢山読んでいる」という記述が、複数あったように思います。やはり読書習慣が大事なのでしょうか?

いずれにしても、とても将来有望な子供たちだな~と思います。

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