今年読んでよかった本2016|LIFE SHIFT 100年時代の人生戦略

変わりゆく世の中を泳ぐ抜くために

こんにちは。

今年もいろいろ本を読みました。
その中で、今の自分たちにとって必読の書ともいえる本がありました。

「LIFE SHIFT 100年時代の人生戦略」リンダ・グラットン著 アンドリュー・スコット著

という本です。

NHKのニュースで紹介されていて手に取りました。

著者のリンダ・グラットンという方は、ロンドン・ビジネススクールの教授です。ベストセラーであるWORK SHIFTという本の著者でもあります。

現代を生きる人は、当たり前のように100歳を超える長寿を手に入れることになります。
(今も実際に100歳まで生きる方は多いですよね)

今までのように、20歳くらいまでは勉強をし、20歳から60歳くらいまでは仕事、それ以後は余生を過ごすといった画一的な人生設計を基に生きるのは、難しくなってきたというのが著者の主張です。

仕事を仮に60歳で引退したとして、100歳まで生きるのであれば、余生は40年間あります。

その40年間を果たして生き抜くことができるのか?お金は足りるのか?健康的に活力をもって生きられるのか?孤独に押しつぶされたりはしないか?

どうやったら自分の人生をイキイキと生き抜くことができるか、どう考えて行動すればいいかという指針を示してくれる本です。

将来への不安を抱える人は多い

最近、高齢者の定義を変えるというニュースがありました。

今までは、65歳からが高齢者ということになっていました。
これからは、70歳からが高齢者ということになるようですね。

そして、まだ憶測の範囲を超えませんが、将来的には仕事の定年は70歳とし、年金支給開始年齢を75歳に引き上げようという案があるとのことです。

こういうニュースを見て、将来への不安を覚えない人はいないでしょう。

超高齢社会へ突入する日本で生きていくために自分はどういう風になっていかなければならないか、今、真剣に考えるときが来ているように思います。

LIFE SHIFTを読んでから自分の頭で考えていく

この本は人生のいろいろな側面(お金、仕事、人間関係、健康など)から、長寿化社会を生きていくための提案をしてくれます。

仕事に限っていうのならば、一つの企業に勤めて、定年まで働くというような働き方は難しいということを言っています。
世の中の変化は早いので、スキルが陳腐化してしまうからです。
また、体力の面からいっても、20歳から70歳まで全力で走り続けていくということに無理があるからです(引退を70歳まで引き延ばしたとして、50年間も満員電車に乗って、残業をこなすことはできませんよね)。

自分の存在価値を保ちながら長く働いていくためには、人生の中で、懸命に仕事をする時期と仕事を休止してでも自分のスキルを高める時期を繰り返す必要があるというのが著者の意見です。

そして、人生の中で、緩やかに働く時期や自分の人生の中で蓄えたスキルや人脈などを活かしていくつもの仕事を少しずつこなしていくなど柔軟な対応をすることで長く働くことができると主張しています。

この本に書いてあることは、机上の空論でしょうか?確かにその通りに実践できる人はいないかもしれません。

しかし、2016年の今、自分の頭で自分の人生の指針を考えておくことに意味があると思うのです。
あとで悔やんでも時間は取り戻せません。

私はこの本を読んでとても考えさせられました。

今の自分の仕事は、ずっと続けていけるかどうかはわかりません。仕事自体がなくなってしまうかもしれません(AIなどの影響もあるはずなので)。

そうだとしたら、何ができるか、何をやっていきたいか。
そんなことに想いを馳せるのです。

目先のことだけにとらわれず、常に先を見据えた戦略が必要なのだと感じさせられる一冊でした。

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